闇堕ち、そのものがいけないと思ってはいないです
………生死についてさえそう思うけど。
好きに、すればいいと思う。
ただ、あとで「傷つけてごめん」なんていうなら、許さない。
周囲がどれだけ、それに傷ついて悲しんで苦しむかを。思い知った上で。
「それでも」するなら、それは覚悟だからすればいいと思う。
何もかも、甘んじて受け入れるなら。何もかも想像しつくして、身を繋ぐ縁を「それでも」切り捨ててゆけるのなら。何一つ、言い訳も謝罪もせずにいるのであれば。(覚悟を決めて、それでも切り捨てたのなら。そもそも謝罪には及ばないわ。堂々としていればいい。むしろ自分の決断を誇るべきだわ。批判も何もあったとしても!)
すればいいと思うわ。認めるわ。
……でも、そっちの覚悟とはまったく別に。そして同等の権利として。
残された者にも闇堕ちによって、死によって。失われるすべてを悲しむ。怒る、傷つく権利があるとおもうの。
だからういは絶対黙らない。聞き分けてなんかやらない。当然だわ。私は私の権利を手放さない。
私の仲間が、闇堕ちしたら。死んだら。悲しむし、傷つく。
覚悟は、「失われる悲しみ」の免罪符になんかならないことを知ればいい。
死の煉獄は、地獄ではなく現世にこそ置き去りにされるのだと知ればいい。焼べられるのは己が魂ではなく、残された者の心だわ。
それを知って
「それでも」命をかけるのであれば。魂をかけるのであれば。
好きに、すればいいと思う。
ういも、好きにするのだから。
PR