『考えることをしないこと、素直なこと、―――夢を、見ること!』
ただ他愛ない幸福をうれしいと感じる。
そう、すばらしいこの日々を。幸せなこの日々を。
なんとなくうれしくて賛美する時があるように。
虹が見えるとき、走り出して。それを誰かに教えたりするみたいに。
よけいなこと、考えるのやめる。
かなしい気持ちに、振り回されるのも。
泣くことも。
あと、なんだか。
怪我なんてどうでもいいような気がしてきたの。別に、頑丈なんだし。
すぐ治るし。
転んだ程度の怪我で、自分の足で立てなくなるのは…きっとみっともないことだわ。
そんな、気がした
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