差し込まれた体温計の表示にびっくりして。
眠いの以外はとっても元気なういはお布団の中でジタバタしてた。
それでも、電気が消されてしまえば。もともと眠いういは、落ちるみたいに眠ってしまう。
夢は、なんだか変なのを見た気がするけど覚えてない。
翌朝…って言うか、みんながそっとしておいてくれたから、目が覚めたらお昼ちょっと前で。
今日一日は大人しくって、言われたから。そうすることにして、図書室で借りてきた本を読むことにした。
赤毛のアン。
(幸福な日、というのは、すばらしいことや、胸の沸き立つこと。驚くようなことが起こる日のことじゃなくて。真珠がひとつづつ、そっと糸から滑り落ちるように、小さな喜びを一つずつ持ってくる日のことだと思うわ)
元気だけど、外にいけない日。おうちで本を読んでいても、きっとみんなはういの部屋に顔を出してくれる。声をかけてくれる。
それこそ、真珠が一つづつ。糸から滑り落ちるように。
すばらしいこの日々を、幸せなこの日々を。
なんとなくうれしくて賛美する時がある。
早く元気になって、学園祭とかがんばらなくちゃ!
PR