『やだなぁ、君たちと一緒じゃないか』
甲高い声が、聞こえる。子供の…羅刹の声。
『邪魔したいんでしょ? 僕を。殺したいんでしょ? 僕を――同じじゃないか、やってる事は。でも、僕は君達がやってる事が悪いなんて一言でも言った?』
ああ、なんで。
何であの時、たたきつけてやらなかったんだろう!
「その通りよ!だからどうした!!」
少なくとも、ういは!あんたたちのこと、ぶち壊しにしてやりたくてやってるんだから!!
そう、ういは「悪い」とは言ってないわ。
大っキライって、言ったのよ!!
……とか、
怒るのは疲れるの。怒ったあとは、ういの内側に冷たい風が吹くみたい。
鬼神変で、倒したあと。笑い出したいくらいだった。
でも、そういう自分は。とっても、とっても、疲れるの……(あまり、好きじゃない、の)
眠たいの
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