国語は勉強したことない。
ういは、実は図書室が大好きだし。
授業で習った文章（特に長文の物語文とかが好き）を探して読んでみたり。
教科書にでてきた作家さんの本を読むのも、もちろん好き。
本を、読むのが好き。
……。
でも多分、古典を好きになった理由はね
ちょうど去年の秋に。
屋上から見た夕焼けを思い出す。
「秋
は、夕暮。夕日のさして、山の端（は）いと近うなりたるに、鳥の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり」
それを思い出したとき。
きっと、もののあはれを知ったのだわ。
そうやって、好きになっていくのだわ。
多分、なにかの折につけ。ひとつひとつ。大切に。
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